カテゴリー「障害」の33件の記事

2016-04-12

幼児の問題行動は「老化」バイオマーカーとつながっているかもしれない

Twitterで拾ったPsyPostの記事。
Early behavior problems may be linked to ‘aging’ biomarkers in preschoolers


元ネタはWojcick, et.al. "Telomere length is associated with oppositional defiant behavior and maternal clinical depression in Lation preschool children"

幼児の反抗挑戦行動と白血球のテロメアの短さに関係がある,という研究。テロメアが短いと行動上の問題が起きる,というような直接的なつながりが示せているわけではない。母親のうつ病と子どものテロメアの短さの関係も言っているが,一方で子どもと母親の両方のテロメアが短いという話もあったりして,いろいろ絡み合っているものの簡単な因果関係では言えそうにはない。

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2012-03-16

生まれつき指のなかった女性の幻指

The British Psychological Society Research Digestの記事。「脳の中の幽霊」以来、ラマチャンドランの幻肢の話は好きなので、久々の更新でリハビリがてら読んでみた。

ラマチャンドランの本はこれ。


The woman who grew phantom fingers that she'd never physically had

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2011-10-16

子どもとうつ病

Twitterでだいぶ前に拾ったMedical News TODAYの記事。
子どものうつ病は、まだそれほどよく聞くものではないと感じているが、こういう報告が出てくると、大人とは同じではないかもしれないにしても、なんらかのそれに類するものは存在するのだろう、と思わざるを得ない。

Children And Depression


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2011-05-05

おとなの自閉症の大半は未診断

Twitterで拾ったA Health Blogの記事。明瞭な知的障害を伴わない自閉症の人がずっと診断を受けずに、低学力層や所得の低い階層に埋もれているというのは、たぶんそのとおりなのだろう。それとともに、近年の自閉症の診断比率の上昇が、自閉症そのものの増加ではなく診断の精密さの向上によるものだと主張しているところが目をひく。

Research Reveals That Most Adults with Autism Go Undiagnosed

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2011-02-26

セロトニンと自閉症

Twitterで拾ったPSYPOSTの記事。まあ、話の組み立てはわかる。ただ、最近、「名誉健常者」なんてことばを目にしてしまっているものだから、こういう、「治療目線」のものに対して、なんとなく収まりの悪い感覚を抱いてしまう。

いや、もちろん本人や家族にとっては、これが有効なら間違いなく朗報なのだろう。情報が生煮えのまま妙な食事療法に走る人がいなければいいが。

Serotonin plays role in many autism cases

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2010-10-23

自閉症児はスクリーンセイバーが好き

Neuroskepticの記事。選好が偏らないでランダムに現れてくるのが特徴かと思えば、さにあらず、個人内で一貫しているということも確かめている。とすると、自閉症児の中にも、Socialなのとそうでないのがいる、ということになる。非自閉症群がほぼ全員socialなほうを選好しているということからすると、socialityが自閉性とは別の次元、というわけでもない。何がここに現れているのかな。不思議だな。

Autistic Toddlers Like Screensavers

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2010-10-09

自閉症の子どもを助ける科学技術

psychworldで拾った記事。中に出てくるPhotogooというのは、ちょっと検索してみたら、iPadの画面に表示した写真を指で触って自由に変形できるアプリケーションらしい。

(追記)自分の環境では一応表示できていた動画だけれど、コントローラーも表示されないし、埋込みの仕方が今ひとつ自信がないので、動画の部分を削りました。動画は、以下の元の英語のサイトの動画を見てください。

Using Technology To Help Children With Autism: An Interview with Professor Juan Pablo Hourcade
機関車トーマス

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2010-09-26

ADHDに対する新しいプログラムの潜在的有効性




ついったーで拾ったMedical News Todayの記事。タイトルには「潜在的有効性」とやや控えめに書いているけれど、本文を読んでみるとかなりよく効くみたいな書き方になっている。

ちなみに、記事で紹介されているメリロ先生の本はこれ。去年のはじめにハードカバーが、今年のはじめにペーパーバックが出ている。

この半球間の接続のアンバランスを修正するというような理屈がどの程度検証されているのかはわからないけれど、昔、自閉症や学習障害に感覚統合療法を適用するのが流行したことをちょっと彷彿とさせる感じ。日本語に訳して売り出したら、結構いい商売になるかもね。このブログだって、こういう障害関係のちょっと目を引くトピックを掲載したときだけ、びっくりするほどアクセスが増えるんだ。

New ADHD Study Shows The Potential Efficacy Of New Multi-Modal Hemispheric Based Program In Boosting Academic And Cognitive Performance Of Children

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2010-09-22

あなたの脳は自閉症か?




neuroskeptic氏によるブログNeuroskepticの記事。いずれこういう話は出るとは思っていたけれど、ボーダーラインの問題は常に残る。

Is Your Brain Autistic?

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2010-09-16

精神病は「超女性脳」の特徴なのか

BPS Research Digest Blogで流れていたPersonallty and Individual Differences掲載の論文のアブストラクト。男だって、パラノイアやマニアを示すことはあるわけで、ことはそう単純ではないと思うけれど、こういうキャッチーな話は一般受けしそうだなあ。少し違う側からの話題では、以前紹介した「自閉症と白質/髄鞘化:創造性/精神病の反対の表現型?」と同じ方向のことを言っている感じか。

Mark Brosnan, Chris Ashwina, Ian Walkera and Joseph Donaghue
Can an ‘Extreme Female Brain’ be characterised in terms of psychosis?

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  • 北海道地方の大学教員